2005年08月15日

司法試験受験生が読むべき基本書〜民法編


kao770.gif今、最もよく使われているのが内田貴著「民法T・U・V・W」東京大学出版会だね。
この本は難しい民法の論点を丁寧にかつ非常にわかりやすく解説されている。

kao741.gifうん、そうだね。
判例をベースとした事例を最初に挙げて、それに解説を加えるという形なので、とかく抽象的になりがちな法律論がスッと頭に入るね。
理由付けも詳しいしさ。

kao770.gifただ、法律を勉強する上で重要な意義、要件、効果についての記述が明確になされていないのが難点だね。

kao741.gifうん、そうそう。
新しい問題意識が散りばめられていて、面白いんだけど、初学者がいきなりこの本を最初に読んだら頭が混乱するかも。
だって、内田先生の採られている少数説をあたかも通説のごとき表現で紹介されている箇所があるんだもん。

kao770.gifそうだね。
その意味で、まずは通説的見解で各論点を説明されている本を読むべきだね。
有斐閣の「Sシリーズ民法」あたりがいいかな。









kao741.gif「ダットサン」こと、我妻栄著「民法(1)(2)(3)」勁草書房でもいいかも。











kao770.gif我妻先生で思い出したけど、我妻栄著「民法案内 (1)(2)」勁草書房を是非ともまず最初に読んでもらいたいね。
制度の歴史的背景や存在理由を掘り下げて説明しつつ、かつ平易な内容となっています。
まさに名著と言えるでしょう。

kao741.gif本質的かつ奥の深い議論がとても易しい言葉で説明されているね。
初学者はもちろん、ある程度勉強をされて知識のある方にも頭の整理として多いに有用でしょう。

kao770.gifあと、入門書としては、池田真朗著「スタートライン債権法」日本評論社も良いよ。
債権法の基礎がきちっと理解できるだけでなく、民法の全体像がつかめ、さらに法律学の学習方法がわかります。









kao741.gifあと判例については「ジュリスト別冊 民法判例百選」は必須。
事案もきちんと読んでください。









kao770.gif予備校関連の本としては、憲法と同様、伊藤真著「伊藤真の民法入門」「試験対策講座民法」がいいね。
さすが!伊藤真!と唸らせるわかりやすい説明がなされています。









kao741.gif択一対策としては、「択一受験六法」自由国民社が素晴らしい。
辰巳法律研究所の北出先生は論文対策としても使用できると仰っているようだね。
条文、意義、趣旨、要件、効果という、法律学を学ぶ上でしっかりと記憶しておかなければならないものをきちんと明確に提示しており、多くの受験生に重宝されています。

kao770.gif我妻栄著「民法講義」岩波書店を下敷きにして書かれた本ってのが良いね。
しかも下森定先生が監修をされている。
posted by 自称評論家M at 00:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 本(資格試験) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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